「竹の山新設校をゆとりある学校に」の請願に対する賛成討論

2011年7月29日 21時40分 | カテゴリー: 討論

採択に賛成の立場で討論します。わたしはこの請願の趣旨にあげられている内容はすべて事実であり間違いがないと考えます。19年度当初、学区検討委員会でも課題になっていたのは、北小と香久山小と西中学校の過大化解消でした。特に緊急性が高かったのは児童生徒数が1000人を越していた香久山小と西中学校であることははっきりしていました。それは現在も同じで、21年度の決算自治実績をみても、日中は前年度比−13人に対して、西中は+37人の増加と、明らかに今すぐ対処すべき学区はどこなのかわかります。ところが19年秋から一気に小中併設校の計画が進められました。昨年8月、市民からの指摘により児童生徒数推計値を見直したところ、竹の山地区のみで児童数がオーバーフローすることがわかり、香久山小は分離できないことになって、苦肉の策で岩崎台だけ新設中学へということになりました。しかし西中の生徒数の緩和策としては決定打にならないのは明らかです。西地区に現在生まれている子どもの数から推計しても早急な対応が必要です。加えて請願の趣旨にはガスタンクの問題も指摘されています。地元はガスタンクや亜炭抗の心配のある現地に学校をつくることにいまだ納得していません。もし当地に学校が建設されたあとから近くにガスタンクの建設の話があったとしたら、市は賛成するのでしょうか。少しでもガスタンクから子どもたちを遠ざけるために、現学校用地に小学校を単独に建設し、早急に西地区に中学校を建設すべきという市民の主張は当然のことです。また学区検討委員会の20年度の答申には「ゆとりのある敷地であれば併設でもよいが、そうでなければ別々に」とあります。請願にあるように、この学校はゆとりある学校とはとても言えない。テニスコートが2面であることをはじめ、ゆとりある教育について市民の疑問は解消されません。わたしは昨年度9月の時点で市は、市民の声を聞いたうえで、大きく政策転換することが必要だったのではないかと考えますが、市は市民へのニーズ調査もせず、立ち止まることなく小中一体型の学校の建設を進めています。おりしも新潟県三条市では、3年後の小中一体型の学校建設に対して住民から反対運動がおこり、1万人の署名が提出され、議会も反対の動きをとっているということが新聞報道されました。本市においても今なお、3千を超す請願に賛同の署名があるこということを、二元代表制のもと選ばれたわたしたち議員は重く受け止めなくてはなりません。以上の理由により、本請願は採択されるべきと考えます。